区域麻酔学会第4回学術集会に参加して


こんにちは。

昭和大学病院麻酔科 原詠子です。

 

この度、4月14日、15日に開催された第4回区域麻酔科学会in名古屋に行ってまいりました。

 

区域麻酔科学会は、日本麻酔科学会、臨床麻酔科学会などとは異なり、同じビルの4フロアで完結してしまうこじんまりとした、しかし非常に密度の濃い学会でありました。区域麻酔に関する本やセミナーでよく拝見する著名な先生方がいたるところに!!!

会場はこんな感じです。

 

ワンフロアに、テレビが5箇所おいてあり、各5名ずつのデジタルポスターでした。そのほか機器展示のブースとドリンクコーナー、テーブル等あり賑わっております。他のフロアでは、セミナーやハンズオン、教育講演等やっております。

 

当院からは私と田中先生、小林先生の発表でした。

私は、心臓外科手術のブースです。

『ペースメーカー再植え込み術の周術期疼痛管理を胸横筋膜面ブロックと腹直筋鞘ブロックで行った1症例』

 

 

同じブースには、S-ICD挿入、開心術後の慢性痛に対する神経ブロック、などなど興味深い発表ばかりでした。

 

田中先生は、脊椎手術・腹部手術のブースです。

『腰椎脊椎手術の周術期鎮痛におけるTLIP blockの有効性』

 

そして小林先生です。

『超音波ガイド下閉鎖神経ブロック近位法アプローチで正確にブロックできた肥満患者の1症例』

 

 

3人とも、区域麻酔科学会初参戦で大変緊張しましたが、無事終了いたしました。

 

その後は教育講演、ランチョンセミナー、そしてなんとスイーツセミナーといった魅力的なセミナーをきき、時間はあっという間に過ぎてしまいました。

ちなみにランチョンセミナーでは、うなぎ弁当、スイーツセミナーではチョコレートがでました!!!(写真を撮り忘れました(^^;))

 

 

上嶋先生もランチョンセミナーを行っております。

『当院におけるUS-PNBの教育制度』

 

お疲れ様でした!!

 

 

区域麻酔科学会は、マニアックなことが多いのかしら・・・と最初は不安でしたが、すぐにでも臨床に役立てそうな基本的なことも実は多いなという印象でした。神経ブロックに関することだけでなく産科麻酔における区域麻酔や、術後鎮痛や慢性痛に関する話まで幅広くあり、大変充実した内容でありました。

 

次回は大阪!!楽しみです。

 

文責:原詠子

麻酔科医局説明会2017 開催のお知らせ


今年2017年も、昭和大学医学部麻酔科医局説明会を開催致します!

第1回は5月20日(土) 14時より、昭和大学病院12号館2階カンファレンスルーム3,4で行います。

当日は「挿管困難シミュレーションマシンを使った挿管スピード競争大会」も行います! 一等賞には豪華賞品をプレゼント! 医局説明会後は意見交換会も行います。また、説明会終了後、ささやかな懇親会があります。

昭和大学医学部麻酔科の後期研修にご興味のある方は、お気軽にご参加ください。みなさんのご参加、心よりお待ちしております。

問合せ
昭和大学病院麻酔科医局: 03-3784-8575
お申込み: お申込みエントリー

第44回日本集中治療医学会学術集会 2017


こんにちは、木村真也と申します。
新年度が始まり、皆様は如何お過ごしでしょうか。
昭和大学病院麻酔科医局は、大勢の新人が来てくれました。
集中治療にもメンバーが2人増えて、どんどん充実していく予感がします。
今回は、少し前になりますが、日本集中治療学会での演題発表の報告です。
日本集中治療学会は2017年3月に札幌で行われました。
東京では段々と暖かくなる時期なのに、札幌では雪が降っていました!
参加する度に感じますが、集中治療学会は、麻酔科学会とは空気が違います。
集中治療の学会なので、麻酔科医の参加がメインの学会と違い、様々な科の先生が参加されております。また、看護師さんや、臨床工学技士の方など多職種の方が参加されているため、麻酔科学会ではあまり見られないようなブースが多数あります。
今回は、電子ポスターによる事前に登録したパワーポイントでの発表でした。
オーラルでの発表は初めてでしたので、とても緊張しました。
小生の発表は、こちらです↓
小生の発表では、呼吸器内科の先生によるご質問を頂きました。
内科医の先生にご興味を頂けたのは、大変嬉しかったです。発表冥利に尽きます。
集中治療学会ならではの異文化交流ですね。
来年は幕張です!是非、今年度も頑張って、次回も発表したいと思います。
皆様も是非一緒に頑張りましょう!
文責:木村真也

雑誌British Journal of Anaesthesia に publish されました。


皆さん

こんにちは。

医局員の上嶋浩順(うえしまひろのぶ)先生が ”British Journal of Anaesthesia” に載りました。

うちは若い医局員が多く、これからもっとアカデミックになっていければと思います。

皆で力を合わせて、さらなる研究を続けていきたいです。

文責

小林玲音

第31回東京・南関東疼痛懇話会


皆さん

こんにちは。

先日、練馬で第31回東京・南関東疼痛懇話会が開催され、発表を行って来ました。

東京・南関東疼痛懇話会とは、ペインクリニック学会の地方会と言われている学会です。

http://pain31.umin.jp/

超音波ガイド神経ブロックの教科書には必ずと言っていいほど記載されている肋間神経ブロックですが、意外にも多くの研究がなされているわけではありません。そこで、肋間神経ブロックを題材とした症例報告を行いました。

「帯状疱疹痛に対して肋間神経パルス高周波法が有効であった3症例」

フロアからもご質問も頂き、とてもありがたく思いました。

これからも症例を増やしていき、世のため人のためになる報告をしていきたいと思いました。

文責

小林玲音

 

日本臨床麻酔科学会 2016.11.3-11.5


大分遅くなってしまいましたが、昨年、高知県で開催された臨床麻酔科学会2016に参加してきました。

私、津島にとって初めての学会発表でとても緊張しましたが、諸先生方にサポートいただいて無事終えることができました。

 

ポスター発表として、昭和大学病院麻酔科からは片岡華恵先生による術前の感染症検査の必要性について、吉田歩果先生によるICUで使用しているキャップワンマスクの有用性について、私、津島佑季子によるVATS-E(胸腔鏡下食道切除術)における硬膜外麻酔の投与方法の発表がありました。

 

関連施設の北部病院からは、寺山祥子先生による出産直後に手術介入した重症大動脈弁狭窄症の麻酔経験、牧野麻美先生による抜管直後に再膨張性肺水腫を発症した血気胸の1症例、江東豊洲病院からは、河端和音先生による不随意運動が顕微鏡の照射光で誘発されたため眼科手術を全身麻酔下に施行した皮質性ミオクローヌスの1症例、の発表がありました。

 

またシンポジウムでは、上嶋浩順先生による声門上器具の限界・問題点について、講演として、大嶽浩司教授による低侵襲手術や新たな機器の登場により変わりゆく術中の輸血管理がありました。

 

ICUで使用しているキャップワンマスクの有用性について報告をおこないました。

会場は大盛り上がりで、貴重なご意見をいただきました。

 

術前の感染症検査の必要性について発表しました。

普段何気なく行っている検査内容を考え直すきっかけになったと思います。

 

私は、VATS-E(胸腔鏡下食道切除術)における硬膜外麻酔の投与方法について発表させていただきました。

 

最後に高知城での一枚。

天気も気分も良い、充実した3日間を過ごせました。

 

 

 

今年も、臨床と共に発表などにも力を入れて、より充実した年にしたいと思います。

今年も一年よろしくお願い致します。

 

文責:津島佑季子

 

ブタの肺を用いた人工呼吸管理体験


1月14日は、新年一発目の医局会でした。
豊富なコンテンツでのお届けです。

 

マダガスカルプロジェクトの体験談

三浦先生には昭和大学をあげて毎年行っているマダガスカルへのプロジェクト(口唇口蓋裂医療協力派遣 http://www.showa-u.ac.jp/news/2016/20161019_002.html )の体験談をお話し頂きました。

検査も出来ないため、充分なリスク評価は難しい手術プロジェクトです。
日々、国内での臨床に携わるだけでは得られない経験を楽しくお話頂きました。

 

Jornal Club

ジャーナルクラブは、海外の論文を紹介するコーナーです。
市村まり先生に筋弛緩関連の論文、奥和典先生にSBARとSNAPPIという医療現場におけるcommunication toolについての発表を頂きました。
どちらも臨床で役に立ちそうで興味深いお話しでした。

 

江木盛時先生によるご講演
後半は、神戸大学より江木盛時先生によるご講演を頂きました。
術後の発熱と予後との関係性を示した研究(FACE study)など多くの研究で成果を残していらっしゃる江木先生の、研究に対しての姿勢のルーツが紐解けるような、ご自身の体験からの臨床や研究に対してのお考えをご教授頂けました。
これから研究に携わりたいけど、まだ踏み出せてない!というような若手にとっても、啓蒙になったと思います。
ありがとうございました。

 

ブタの肺を用いた人工呼吸管理体験
午後は、大学内のスキルスラボに於いて、実際の豚の肺、気管を使った、呼吸器、気管切開のワークショップを行いました。
題して、「目で見て人工呼吸管理を学ぶ 〜ブタの肺を用いた 人工呼吸管理体験〜」

会場は大盛況で、研修医の先生も大勢ご参加を頂きました。

 

 

呼吸器ブースでは、尾頭先生による講義を聞きながら、実際の豚の肺を目の前に呼吸器を設定していきました。
最初は、ペチャンコだった肺が、CPAPモードによるリクルートメント手技で、みるみるうちに膨らんでいきます。
無気肺の肺は黒みがかった紅色をしていますが、無気肺じゃなくなった肺はピンク色で、とても軽そうな感じがします。

 

 

 

続いて、APRVモードによる換気を試してみます。
実際のモノを目の当たりにすると、わかりやすいです。
各々の設定での、コンプライアンスを計算してみると、見た目だけでなく、肺の状態が変わっているのが数字でわかります。

普段リクルートメントした時には、肺が膨らむのを想像するばかりですが、その膨らむ肺を目の当たりにする機会は中々ありません。
ご興味のある方は、次回の機会があれば是非ご参加を!

 

 

気管切開ブースは、耳鼻咽喉科の田中先生をインストラクターに招き、実際の豚の気管〜肺を使って気管切開術を体験しました。
田中先生にご講義いただきました。
解剖と生理を詳しく解説してくれた、とてもわかりやすい講義でした。

 

講義の後は、実際の豚の気管を使って、実際の気管切開キットを用いた実際の気管切開手技の体験です。

 

 

実際にやってみると、感触が良く分かりますね。
気管支鏡を用いて、しっかりと入っているかどうか確認しながらやってみます。
みなさん、気管にナイスインでした。
気管支鏡の手技も、研修医の先生などはあまり触れる機会がないので、みんな夢中です。

余談ですが、豚の気管って、右上葉?にあたる部分が気管分岐部よりだいぶ手前で出ているようでした。自分が興味ある集中治療分野では、ブタの肺はヒトの肺に似ているという理由でよく使われていますが、実際に触れてみることで、ヒトと異なる点に気づく事が出来ました。自分の手で触れることの大切さが分かりました。

 

締めは、大嶽教授による総括です。

ご参加頂いた皆様、ご協力頂いた皆様、大変ありがとうございました。
また来年も是非よろしくお願いいたします。

 

文責:木村真也

2017あけましておめでとうございます!


ご挨拶が遅れましたが、あけましておめでとうございます。

今年最初の医局会は神戸大学から江木先生をお呼びして、臨床医における研究の重要性をお話していただきました(医局会の詳細は後ほど、報告していただけると思います)。ありがとうございます。

今年4月からは例年を上回るレジデントやスタッフを受け入れることができそうです。

今年も昭和大学麻酔科をどうぞよろしくお願いします。

非侵襲的心拍出量測定装置の勉強会


 

非侵襲的に心拍出量を測定できるモニターの勉強会が行われました。

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これまでAラインを入れないと測定できなかった数値が測定できるようになるとのことで、みんな興味津津です。

 

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参加した先生に被験者になってもらい、実際に心拍出量を測定しました。
デバイスを指と腕に巻きつけるだけで簡単に測定出来ました。
「Aライン入れるの迷うなあ。。。」という症例に簡単に使用できるかもしれません。
今後、使うのが楽しみです。
お弁当も美味しく、ボリュームも満点でした!!
文責
小林玲音