日本区域麻酔学会認定末梢神経ブロックワークショップ


こんにちは。

今年も昭和大学江東豊洲病院にて、日本区域麻酔学会認定末梢神経ブロックワークショップ(主催:大嶽浩司先生、コーディネーター:上嶋浩順先生、村田寛明先生、共催:丸石製薬株式会社、富士フィルムメディカル株式会社)が開催されました。全国から沢山の先生方にお越しいただき、活気のある勉強会となりました。

 

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初めてインストラクターとして参加した原先生(昭和大学麻酔科)も、とーっても緊張していましたが、日頃の上嶋先生の教えをもとに、頑張りました。

 

 

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実際のハンズオンの様子です。

昭和大学からは大学病院田中先生,市村先生、私、藤が丘病院は樋口先生、東京労災病院から植田先生が受講者として参加しました。

 

 

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長崎大学村田寛明先生には、末梢神経ブロックの最近の知見について、またご自身の施設で行われている末梢神経ブロックの紹介等を、楽しい小話を交えながらしていただきました。他施設の話を聴講する機会はなかなかないので、とても興味深かったです。

 

他にも、獨協医科大学越谷病院の浅井隆先生による統計の講義を聴講することができました。苦手な統計の話が浅井先生の手にかかるとあんなに分かりやすいものとなるなんて、まさに目からウロコでした。両先生方、本当にありがとうございました。

 

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豊洲病院からの素敵な夜景を背景に。

大嶽教授、医局長でありコーディネーターの上嶋先生、及びインストラクターの先生方、この度はありがとうございました。お疲れ様でした。

 

私たちの施設では、このような臨床に役立つ勉強会が行われる環境が整っています。

麻酔科医として、患者さんのために身につけるべき手技や最新の知識を、優秀な先生方から学べる環境にあることを感謝して、今回のことを今後の臨床に活かしていこうと思います。

 

島崎 梓

ショック治療の勉強会


こんにちは。

ペインクリニックを主軸に勤務している小林玲音です。

当科に集中治療分野で著名な小谷透先生が今年度より来られ、半年が経過しました。

現在、集中治療部門にはフレッシュ初め、2年目の研修医の先生もラウンドしています。僕は麻酔の傍ら、集中治療をラウンドする後輩たちを見て、半年前とは打って変わり、かなり熱いことになっている事を感じています。とても楽しそうな雰囲気です。

下記は、うちのオペ室併設のICUです。ここには14床。他、院内に救命救急科のICUと循環器のCCUがあります。

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そんな中、先日、国際ショック学会が東京ドームホテルで開催され、同じタイミングで当院でも勉強会が開催されました。

ショック治療の勉強会には、アメリカから Perenlei Enkhbaatar 先生が来てくださり、ご講演して下さいました。

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麻酔科だけでなく、救命救急科の先生方も参加され部屋は満席。開始時間に遅れてしまった先生は立ち見となりました。

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ショック治療は、未だ確立されたものはありません。

血圧を上げるのに、輸液を入れれば肺水腫になってしまうし、ではカテコラミンなど薬物でコントロールができるのかと言えば、そうでもありません。日本初ハンプでのデータも多く出ていますが、ハンプは尿量調節が難しく、未だ薬物に関しても「これ!」といったものは存在しません。

そんな中、今回の勉強会ではバソプレッシンならぬ「セレプレッシン」という薬物に期待が持たれていることを教えて頂きました。

今、アメリカでは phaseⅢの治験を行っているそうです。

数年後、我々がICUで良く使用する薬剤の一つになっているかもしれません。

セレプレッシン、、、

 

僕のホームであるペインの分野でも、どんどん新しい治療法が出てきています。

うちはブロックなどのインターベンショナル治療を主軸とした治療方針が基本なので、フレッシュ、2年目の研修医の先生がラウンドしてくると、初めは見たことないブロックばかりです。

麻酔を主軸として集中治療とペイン、それぞれの分野の行き来が簡単にできるのが、昭和麻酔科の特徴の一つです。ですので今回、ペイン小林が集中治療分野の勉強会について書かせて頂きました。

 

文責:小林玲音

 

 

 

日本小児麻酔学会 2016.10.9


こんにちは。

稲村ルヰです。よろしくお願い致します。

私は昨年まで、昭和大学病院からの出向で、成育医療センターで勤務をしていました。小児麻酔が大好きです。

先日、日本小児麻酔学会に参加して参りました。

興味深いシンポジウムが沢山あり、手術室外での麻酔、チャイルドライフスペシャリスト、術後鎮痛、レミフェンタニル、カフありチューブ、神経発達への影響、緩和医療などなど、とても勉強になりました。
ポスター発表では見たこともない症例や、麻酔管理など各病院の麻酔管理について知ることが出来ました。
昭和大学からは3つの演題が発表されました。

 

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今回が初めての発表になる、奥村先生です。
データを集め、ポスターを作り、発表にそなえて上級医に教えてもらいながら頑張っていました。
私が言うのもなんですが、昭和大学には面倒見のいい優しい先生が沢山いるんです。

 

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発表には教授も駆けつけました。

 

データ取りを一緒に手伝い、当日も心配して駆けつけてくれた先輩の吉田先生と記念撮影をしてみました。

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昭和大学は口唇口蓋裂をはじめとした外奇形の小児症例が多くあります。
学会でのお勉強を今後の小児麻酔に活かしていきたいと思います。

稲村 ルヰ

医局説明会 2016.07.29


本日医局説明会を開催しました。

12名の方の出席があり、当院医局の魅力についてお話しさせて頂きました。

 

まずは大嶽教授より、医局の特徴を説明していただきました。医局員の多様性を尊重するのが教授のモットーです。名称未設定

 

そのあと、本年度の新入局員である石川先生より、松岡修造も裸足で逃げ出すほどの熱い、熱い、(熱苦しい?)、自分の進路決めについてのエピソードを語ってもらいました。

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背後に炎のオーラが見えるようです

 

 

その後は、息抜きに、挿管困難シミュレーターを用いた、挿管スピード大会を開催!

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1位は麻酔科研修2ヶ月を終えたばかりの平松さん。記録は18秒。三浦准教授よりも早いという驚異の記録でした。

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1位の平松さんには優勝商品として16gのUSBが進呈されました。

 

その後は軽くオペ室を見学後、宴会へGO!

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たくさん食べて、色々聞いて…皆さんお疲れ様でした。是非来年度再びお会いできますように。

 

本日はありがとうございました。

真一 弘士

8月定例医局会:journal club


先日8月の医局会が開催されました。

 

今回のjournal club(英語の抄読会)担当は津島先生、上嶋先生でした。

後期研修医の津島先生は術中低血圧と術後の心筋障害、心筋梗塞の発生と死亡に関する論文を発表されていました。明日からの臨床に役立つ発表だったと思います。津島先生のような若い先生方が、こうして医局会で発表されている姿を見ると、皆の刺激になりますね!

 

次は上嶋先生の神経障害に関する発表(写真)です。さすが上嶋先生、聞いている私たちを引き込むような話の仕方はさすがです。勉強になります。

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(写真)上嶋先生のjournal clubの一部

 

そして地方会の予演会です。今回は藤沢先生、石川先生が発表です。

本番さながらの雰囲気です。地方会当日無事に乗り切れるように、他の医局員から時々鋭い質問も飛び交っていました。

 

最後は奥先生担当のM&Mです。産科危機的出血の症例でした。研修医の先生も交えて、勉強しています。産科危機的出血を乗り切るためには麻酔科医は手術室の司令塔として冷静な判断が問われます。表は産科危機的出血のガイドラインです。

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(表)産科危機的出血への対応ガイドライン

 

ちなみに医局会開催の日は昭和大学で研修医の先生の採用試験も行われていました。来年一緒に働く若い先生と、もしかしたらすれ違っていたかもしれませんね…皆様と一緒にお仕事ができるかもしれませんね。

 

では、また次回の医局会まで!

(田中典子)

7月定例医局会、気道管理勉強会


本日はジャーナルクラブ(抄読会)、M&M(症例検討会)、気道管理勉強会を行いました。

 

ジャーナルクラブは柴田先生(新入局者)の発表で、内容はInferior Vena Cava Ultrasonography before General Anesthesia Can Predict Hypotension after Inductionでした。

柴田先生は、私の初めての指導下の発表であり、準備期間一ヶ月をかけ、直前の一週間に膝を付け合わせて内容を検討しました。十分に準備は行いましたが、当日は自分が発表する以上の緊張感でした。

しかし、それも終わってみると杞憂で、上手く論文の趣旨を伝えられたのではないかと思いました。緊急手術直前に下大静脈超音波検査を行って血管内ボリュームを評価する事は、大した手間もかからないので、明日からの臨床に活かせます。是非、医局員に指導していきたいと思っています。

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気道管理勉強会

市村先生が「米国、日本、イギリスにおける DAMについて」の講演を行っくれました。

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丸井先生の「ビデオ喉頭鏡」の講演です。

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善山先生は「声門上器具の講演」を行ってくれました。

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日本で使用出来る全てのビデオ喉頭鏡、声門上器具のデモンストレーションが行われました。デバイスのデモンストレーションは学会でも見られますがビデオ喉頭鏡、声門上器具に限って各社のデモンストレーションが出来ることは貴重な体験でした。

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今回のデモンストレーションの壮大な規模は写真では表現しきれません。小さな研究会が出来るような大部屋が、人と気道デバイスで溢れかえっていました。

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研修医や若い先生達にはいい経験になったと思います。

 

(文責 奥和典)

医局説明会 2016.06.11 ♪


こんにちは。

2016611日、土曜日午後に医局説明会がありました。
大嶽教授から専門医プログラムとキャリアパスのお話、

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植田先生から後期研修医(麻酔科1年目)1日のスケジュールや医局の雰囲気についてのお話、

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上嶋先生からは、自己紹介も兼ねて昭和大学が手術麻酔だけでなくペインクリニックや集中治療の分野までそれぞれが充実している数少ない大学病院であるとのお話がありました。

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その後は大学病院最上階にある帝国ホテルレストラン内で軽食をつまみながら説明会に来てくださった方と医局員との意見交換会をしました。

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アットホームな医局なので、ぜひ入局していただけたら嬉しいです!

「気道管理に強くなる」という本も皆さんにプレゼントさせていただきました。

入念に読み込んでいただけたら幸いです。

わざわざ大切なお時間を割いて説明会に来てくださって本当にありがとうございました!

説明会に来てくださった皆さん、このブログを読んだあなた、見学や入局のご希望・ご質問などなど、いつでもご連絡ください。お待ちしています。

連絡先はこちら☆

masuika@med.showa-u.ac.jp

に直接ご連絡いただくか、

プレエントリーのQRコード

QRコード

(QRコードが読み取れない場合は、showa.masuika@gmail.com にメールを送るとエントリーページURLの書かれたメールが自動返信されます♪)

 

藤沢

関西レジナビ in 大阪


関西レジナビ(2016/06/05)

 

大阪グランフロントにて関西レジナビに初参加してきました!

2016年関西レジナビの様子をご紹介します。

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病院ごとにブースを設け、後期研修プログラムを中心に説明を行いました。

昭和大学ブースでは各科の先生が集まり、昭和大学病院の特色をどのようにPRしていくか作戦を練っているところです。

若手からベテランの先生まで和気あいあい、これも昭和大学の魅力と思います。

 

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我らが教授、昭和大学キャップ似合ってます☆

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関西の病院が多くを占める中、昭和大学ブースにもたくさんの方が説明を聞きに来てくれました。少しでも昭和大学研修プログラムに興味を持っていただけたら幸いです。

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日本麻酔科学会からの出展もあり、広島市民病院の藤中和三先生により新専門医制度についてご講義いただきました。

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関西レジナビに足を運んでくださった方々、ありがとうございました。

昭和大学の魅力を肌で感じていただけたのではないかと思います。

関東レジナビでもお待ちしています!!

 

津島佑季子

新人歓迎会2016年度


こんにちは。
今年も新人を迎える事ができ、新人歓迎会を恵比寿で行いました。
皆それぞれ麻酔科でやってみたいことがあり、上級医も初心に戻ることが出来たと思います。
これからみんなで、頑張っていきましょうね!!

ママさんズ

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集合!!

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歯科からの奥村先生

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江東豊洲病院から麻酔科研修をスタートした坂崎先生

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カロリーが大好きな木村先生

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近日中の目標はマラソンで勝つこと!!昭和大学病院で麻酔科研修している石川先生

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小林玲音

周術期の臓器保護セミナー


こんにちは。
今回のセミナーは、琉球大学麻酔科の垣花学先生にお越しいただき、「周術期の臓器保護」についてお話していただきました。

垣花学先生が生涯持ち続けている疑問、それは
「麻酔管理が患者予後を変えられるか?」
という事だそうです。

 

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垣花先生がお話を初めて10分。

参加者全員の頭中のゴングが「ガーン」と鳴り響いたと思います。

「がん患者の手術において、手術中に1回でもMAP<55mmHgとなると、5年生存率が下がる」
という事実をお話され、「これは!」と、受講者の興味が一気に立ち上がりました。

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受講者を飽きさせない垣花先生のお話が続きました。

NOやH2S(硫化水素)のお話は、生命誕生という原始の時代の内容から始まり、「患者予後を改善する」という未来の可能性を示しました。
確かに、自分の痛みの患者さんでも、温泉に行くと数日間ですが痛みが軽くなるという患者さんが多くいらっしゃいます。それが硫化水素の効果なのか、ただ体を温めたからなのか、、、今後の研究テーマとして面白いかもしれません。

 

最後は、「臨床へのserendipity」というお話でした。

serendipityとは、

「素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見すること」

「何かを探しているときに、探しているものとは別の価値があるものを偶然見つけること」

という意味です。(↓wikipedia))
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%94%E3%83%86%E3%82%A3

 

(例として、アレクサンダー・フレミングによる、ペニシリンの発見などがあります。)

 

serendipityを起こすには、誰もが見逃してしまう小さな変化を変化として捉える事が必要です。

しかし、その能力は天才だけが生まれながらに持っている能力ではなく、絶え間ない日々の努力によって鍛えられるものである、努力によって偶然が必然に変わるんだ、という胸に刺さるお話をして頂きました。

たゆまぬ努力を惜しまないぞ、と心のスイッチを再度ONとして、また今日から臨床、研究に励んで行きたいと思います。

最後に
垣花学先生、遠路はるばるお越し下さり本当にありがとうございました。
serendipityを起こせるように、昭和大学病院麻酔科一同頑張って精進していきたいと思います。

昭和大学病院麻酔科 小林玲音