3月3日から7日にシンガポールで開催されたWCAに、当科の加藤里絵先生と細川幸希先生がご参加されました。
加藤里絵先生は産科麻酔のFacultyとして学会に参加し、講演、一般演題座長、委員会などでご活躍されました。
 Recognizing critical ill parturientsというタイトルで、Maternal early recognition toolsを中心に医療資源が十分でなくともバイタルサインの測定を核として世界中の医療施設で安全な周産期麻酔を提供することに関するご講演でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 また産科麻酔委員会では、開発途上国での安全な産科麻酔コースの開催、妊婦が痛みの少ない分娩を享受する権利の宣言などが議案にあがっていたそうです。

 

 

 細川幸希先生は “Risk Factors for Perineal Pain after Vaginal Delivery with Neuraxial Analgesia: a Retrospective Observational Study” をご発表されました。

 適切な鎮痛薬処方のために産後痛のリスクファクターを、初産婦と経産婦に分けて後ろ向きに調査した研究で、分娩中の痛みだけでなく、産後の痛みにも目を向けよう!という画期的なご発表でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 昭和大学麻酔科では、産科麻酔の分野を牽引する先生方の元で研修することができます。

来たる2024年4月20日(土)には、医局説明会を予定しております。

詳細はトップページ画像、もしくはひとつ前の記事をご参照ください。

産科麻酔に興味がある方もそうでない方も、ご参加をお待ちしております!