外部者を受け入れる環境で若手もしっかり学べ、将来像が描きやすい

医局の雰囲気は非常に温かくフレンドリーで和気あいあいとしています

石原大雅 先生

 昭和大学麻酔科 専攻医

-昭和大学麻酔科を選んだ理由を教えて頂けますか?

私は、2年前に入局しましたが、他大学を卒業し昭和大学以外のところで研修しました。昭和大の麻酔科を知ったきっかけは、初期研修の研修先でお世話になった麻酔科の先生に後期研修の進路について相談した時です。

そこで私の希望する医師としての将来像、研究や留学をお伝えすると昭和大の麻酔科が一番成長に繋がるとアドバイス頂いたのです。そして大嶽教授をご紹介してくださり入局の運びとなりました。

外部からの入局でしたが、不安よりも楽しみ・ワクワクの方が大きかったですね。

-昭和大学麻酔科の雰囲気、指導体制などについて教えていただけますか?

今はまだ2年目ですので臨床をしっかりやっています。外部からですが、先輩方も非常に優しく接してくださいます。当直も基本的に上級医と一緒の2人体制ですので、緊急時の対応なども上級医の指導のもとで学べます。

静脈麻酔や産科麻酔、心臓麻酔、神経ブロックなどさまざまな分野において活躍されている先生方にご指導いただきながら常に勉強しています。

医局の雰囲気は非常に温かくフレンドリーで和気あいあいとしています。プライベートでもご飯を食べに行きますし、昨年の10月に同期4人全員がアメリカの学会に行きました。4人とも他大学出身、うち1人は研修が昭和大でしたので、勝手がわかるということでいろいろ助けてもらっています。

同期とは、わからないことや新しい症例にチャレンジするときなどに最初に話せる関係です。もちろん最終的には上級医の先生に確認して挑むことになります。若手同士で話せるのは刺激になりますし、縦と横の繋がりがしっかりある一方で自由な雰囲気もあるので、とてもいい環境だと思います。

-どのような医師になりたいか、将来像を教えてください

麻酔科医は多い日ですと1日3、4件の麻酔をかけます。これは悪い意味で慣れ、流れ作業になってしまいがちですので、常に初心を忘れないように心がけています。患者さんにとって手術は一生に1回だけのことかもしれず、一番不安に思う時ですから、そういう不安に寄り添えるようになりたいです。
患者さんが麻酔で眠る直前の顔を最終的に見るのはわれわれ麻酔科医ですので、患者さんの安全をしっかり守る役割になりたいです。

将来的には筋弛緩薬に興味がありますので、その研究もやりたいと考えています。まだ臨床で模索している段階ですが、必要と感じたことがあれば研究に繋げたいと思っています。昨年は沖縄で毎年開催されているサマーセミナーで筋弛緩薬について発表し、優秀演題賞をいただくこともできました。研究と臨床の両方となると今後は大変だと思いますが、バランスを取りながらやっていければいいなと思っています。

-最後に、他大学の先生へメッセージをお願いします。

他大学出身で他施設で研修を受けた私を昭和大麻酔科は温かく迎え入れてくださり、今では家族のような存在です。外部の方でもまったく心配は不要です。

指導体制も整っており、今後は若手向けに月1回、各分野の先生方にレクチャーいただく企画なども考えていますので、しっかり勉強できる態勢もあります。

まずは見学、説明会などにご参加いただいて雰囲気をつかんでいただければ幸いです。