RELATED HOSPITALS
関連・連携病院
関連病院
昭和大学藤が丘病院
医長
教授: 桑迫 勇登
診療内容
術時の麻酔、ペインクリニック、集中治療
特色
藤が丘病院の病床数は667床。年間手術件数は約5000件で、麻酔科管理件数は約3200件あります。緊急手術は約370件。心臓麻酔から小児麻酔まで、幅広い麻酔管理を行っています。横浜市の中核病院のひとつとして三次救急施設を持つことから、緊急手術の麻酔も多く行っています。また、近接して昭和大学リハビリテーションもあり、整形外科の麻酔を比較的多く行っています。臨床麻酔の方法に関しては、吸入麻酔から完全静脈麻酔まで様々な麻酔法を実施しています。ペインクリニック業務は、多くの疼痛疾患に対し神経ブロック治療を積極的に用いています。診療部門はもとより専門医の育成、研修教育にも力をいれています。
昭和大学横浜市北部病院
診療科長
教授:信太 賢治
診療内容
手術時の麻酔、集中治療、ペインクリニック、緩和ケア
特色
当院ではほぼすべての種類の手術が行われており、年間約9,000件の手術件数をこなしています。そのうち麻酔科管理症例は約6,000件です。手術を行う科は、消化器センター、呼吸器センター、一般外科、整形外科、産婦人科、心臓血管外科、小児外科、泌尿器科、耳鼻咽喉科、形成外科、脳神経外科、眼科、歯科、内科と多岐にわたります。また、メンタルケアセンターでECT(電気痙攣療法)の麻酔を年間約550件行っています。
十分な症例数とバランスの良さを持ち合わせていますので、麻酔科専門医修得を目指す専攻医の先生方も多く在席しています。心臓血管麻酔専門医、小児麻酔認定医、ペインクリニック専門医など様々なサブスペシャリティを持つ医師の指導を受けられます。日本麻酔科学会のホームページに麻酔科専門医研修プログラムが記載されておりますのでご参考にしてください。当院では家庭や育児と両立しながら働く女性医師も活躍しています。また、大学病院として数少ない緩和ケア病棟を併設しています。
昭和大学附属烏山病院
診療内容
精神科、内科、歯科・歯科口腔外科
特色
烏山病院は大正15年創設の長い歴史を持つ精神科の専門病院です。精神科病床296床、一般病床44床の計340床があり、精神科救急をはじめ、認知症専門病棟や急性期治療病棟などがあります。リハビリテーションセンターも併設されています。
麻酔科としては、電気けいれん療法の麻酔を行うため、本院から週1回出張しています。
関連病院
東京労災病院
部長
本多 信雅
特色
麻酔科の主な役割は、外科手術の際の痛みを除去するだけでなく安全に手術が遂行されるように全身管理を行うことです。当院では総合病院としてあらゆる外科手術が行われています。したがって、全身・硬膜外・脊椎麻酔などから最も安全と思われる麻酔法を選択し、患者さま並びにご家族の方々に麻酔について具体的に説明した上で麻酔を行います。また、低血圧・分離肺換気麻酔などの特殊麻酔も行っています。
ペインクリニック
当院ではペインクリニック外来は設けていませんが、整形外科・皮膚科などを通して椎間板ヘルニアや帯状癌疹などのペインコントロールなどを行っています。整形外科・皮膚科などにご相談ください。
東京都保健医療公社荏原病院
部長
加藤 隆文
特色
麻酔科では、主に手術室における手術患者さんの麻酔管理や病棟での疼痛管理、ICUにおける病床管理を行っています。また、麻酔科外来を設けており、神経ブロックを主体としたペインクリニック領域の治療を行っています。
麻酔科外来(ペインクリニック)は、救急の場合を除き、原則予約制となっています。現在のところ院内他科からの紹介が主ですが、最近では、連携医の先生方からの直接依頼も増えてきています。
静岡済生会総合病院
部長
山本 典正
診療内容
手術時の麻酔
特色
社会福祉法人恩賜財団済生会支部 静岡県済生会
臨床研修指定病院
日本専門医機構認定麻酔科責任基幹病院
静岡市駿河区の580床を超える三次救急病院です。
脳外科、心臓血管外科、外科、産婦人科、整形外科、眼科、形成外科、耳鼻咽喉科、泌尿器科、歯科口腔外科、腎臓内科、皮膚科等の手術時の麻酔管理を全身麻酔を主に行っています。
母子愛育会 総合母子保健センター 愛育病院
診療責任者
医長: 新原 朗子
診療内容
産科麻酔、周産期の全身管理、手術時の麻酔
特色
病院概要
愛育病院は上皇陛下御誕生を機に昭和天皇から伝達された御沙汰書をもとに創立された母子愛育会を母体として、1938年に設立されました。産科、新生児科を主体とした周産期医療および小児科診療を行っており、1999年より東京都の「総合周産期母子医療センター」に指定されています。2015年に港区南麻布から港区芝浦へ新築移転しました。
麻酔科の特徴
年間の分娩件数が非常に多い(約2,700-2,900件)ため、麻酔科の主な業務は産科領域の鎮痛、麻酔、全身管理です。手術を行う診療科は産科と婦人科で、年間の手術麻酔管理は約1,200件(帝王切開が約600-800件)であり、分娩時の硬膜外鎮痛(無痛分娩)管理が約1,400件で、麻酔科管理件数は約2,700件となります。当院で分娩を行う産婦の7割の診療に麻酔科が関わっています。分娩には大量出血などの危機的事態も伴うため、麻酔、鎮痛管理だけでなく周産期の全身管理も我々の重要な役割となっています。
当科の特徴としては区域麻酔、特に脊髄幹麻酔の施行件数が豊富なことです。2019年には硬膜外麻酔2,214件、脊髄くも膜下麻酔1,907件(併用による重複あり)の施行数があります。これは産科麻酔領域の特徴でもあります。これらの多くの症例に対して、より効果的で安全な手技や管理法を模索して診療を行っており、余力に合わせて研究も行っています。
非常に多くの分娩がある中で、緊急帝王切開や産科的出血への速やかで質の高い対応により、患者さんはもとより、産科スタッフも安心して仕事ができる環境を提供することが愛育病院麻酔科のミッションであると考えています。