平成27年 年頭所感


新年あけましておめでとうございます。

4月より新しい研修プログラム制度が始まる本年、昭和大学麻酔科学講座は専門教育の多様化・充実化を目標に掲げます。学生実習、専門研修いずれも、新しい専門医制度を見据え、多彩な症例を持つ4病院が一体化したOne Showaの教育体制で進めていきます。4つの病院の個性的なスタッフが、お互いの良さを認め合う“mutual respect”の精神を持って臨床に望めば、患者さんの満足する質の高い医療が提供できると考えています。

様々な背景を持った患者さんごとに適した医療を提供するには、多様な価値観を理解することが大切です。人間としての幅を広げるには、国内交流に加え、国際交流が重要だと考えています。

昨年は、国内学会の他に海外学会での発表が5件あり、日本麻酔科学会関東甲信越地方会とヨーロッパ心臓血管・胸部麻酔学会では優秀演題に選ばれました。また、アメリカ麻酔学会の後にハーバード大学MGHの病院とラボを見学したり、イギリスからは医学生、中国からは指導医の先生が当院で研修したり、国内外から有名な講師を招いてレクチャーを開いたりと、in-bound, out-bound双方向での国内・国際交流を行いました。

今年は医局員や医学生に対して、より一層の対外交流ができる場を作り、臨床の現場で人間として幅を広げられるような教育環境を作っていきたいと望んでいます。

麻酔科学講座一同、いまだ発展の途上ですが、伸びしろは非常に大きなものがあります。関係者の皆様には本年も引き続きご指導・ご支援のほどよろしくお願いいたします。

平成27年1月

昭和大学医学部麻酔科学講座教授

大嶽 浩司